自社を訪問してくるユーザーについて、どのくらい理解していますか?
ユーザーがどんな意図を持って情報を検索し、Webサイトを訪問しているのかを理解しなければ、オンラインマーケティングにおいて適切な対策を取ることはできません。
目次
ユーザーインサイトとはWebサイトを訪問した人々の隠れた本音
インサイトとは「洞察、明察、物事の本質を見抜くこと」といった意味を持ちます。
オンラインマーケティングにおいては、サイトに訪問したユーザーの本音をいかに導き出すかがユーザーインサイトの重要な課題です。
Webサイトではどのページを開き、どのリンクをクリックしたかという行動を計測するのが容易だという特徴がある一方で、誰がどんな意図をもってサイトを閲覧しているのかを推定するのが難しいとされます。
そこで、アクセス解析ツールを駆使して、ユーザーの本音を探る技術が発展してきたのです。
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Googleアナリティクスで統計的にユーザーの傾向を把握する
Googleアナリティクスのようなアクセス解析ツールでは、どのような特徴を持ったユーザーがサイトを訪問しているのかを統計的に導き出します。
年齢、性別、アクセス地域、興味・関心、パソコンかスマートフォンか、ブラウザはどれか等の情報を推測する機能が提供されています。
Hotjarという無料ツールを使えば、ユーザーがWebサイトのどの場所を閲覧し、クリックしたかを色付けして表示するヒートマップが利用できます。
また、ユーザーの行動を録画して、再生する機能も提供しているため、一人一人のユーザーの行動パターンを理解するのに有用です。
自社の商品に興味を持つユーザーはどのような特徴を持っているかを明らかにすれば、その層に最適な商品を展開したり、メッセージを調整したりできるので、ビジネスの成長へと寄与するでしょう。
検索に使ったキーワードやQ&Aサイトに書き込んだ質問から本音を探る
上記のアクセス解析ツールでは何のコンテンツが閲覧されているかを分析しているものの、ユーザーがサイトを訪れた意図まで把握しきれないという課題がありました。
それを補うため、データ収集専門ベンダーから提供されるユーザー属性に関する詳細な情報(サードパーティデータ)を組み合わせてユーザーインサイトを得る手法が提案されました。
特に、検索キーワードやQ&A閲覧行動データは、ユーザーのライフステージやサイトを訪れた動機等を探るのに適しており、サイト訪問者に対する具体的な洞察を加えます。
MindPickではQ&Aサイトでの質疑など、より豊富な情報を使ってユーザーインサイトを探ります。
例えば、「アパート」というキーワードに関心のあるユーザーは「鉄筋コンクリート」「入居」「賃貸」といった言葉への関心が強く、検索行動をとるのはもちろん、Q&Aサイトへ能動的に書き込む傾向にもあります。
さらに、「騒音」「防音」といった言葉への検索行動が認められます。既婚者が多く、未就学の子供がいるケースも含まれるため、近所との付き合いを気にする若い家族といったユーザー像が浮かんでくるかもしれません。
地域の観点からは東京・大阪・神奈川といった都市部で多く見られる検索行動です。一軒家よりもアパートに住むという住宅事情が垣間見える分析結果になりました。
まとめ
多くのアクセス解析ツールで提供される年齢・性別などの属性情報に加え、MindPickを利用すると、興味・関心の強い検索ワードやQ&Aサイトの質問が分析できるので、より詳細な情報を使ってユーザーインサイトを得られるようになります。
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